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高梁市エリアの特徴

高梁市(たかはしし)は、岡山県の中西部に位置する市。広島県と境を接する。中心部は備中松山藩の城下町であり、山城の松山城(備中松山城)で知られる。 概要 愛宕ループ橋展望台から眺めた高梁市中心部(2022年2月) 雲海展望台から望む松山城(2021年11月) 古来から備中国の中核であり、近世では幕藩体制のもと備中松山藩を中心として繁栄した。一級水系の高梁川が市の中心部を貫流し、かつては高梁川を利用して高瀬舟によって玉島港(倉敷市)まで物資の輸送が盛んに行われたため、高梁は物流の中心として発展した。 現存天守の中で唯一の山城であり最も標高の高い場所にある松山城の眼下に広がる高梁の城下町は、武家屋敷や町家、神社仏閣などが立ち並ぶことから備中の小京都と呼ばれ、映画『男はつらいよ』シリーズでは2度ロケ地となった事でも知られる。 市の北側に位置する成羽町吹屋地区は、江戸時代後期から大正にかけて銅山と弁柄の巨大産地として繁栄を極め、現在も弁柄漆喰壁や格子と赤銅色の石州瓦の家々が並ぶ赤い町並みがみられる。かつて日本最古の現役木造小学校舎であり、閉校後は修理を経て一般開放されている旧吹屋小学校とともに観光客を集める。2020年に吹屋地区にまつわる一連のストーリーは「ジャパンレッド」発祥の地~弁柄と銅(あかがね)の町・備中吹屋~として日本遺産に認定された。 毎年8月14日から3夜開催される松山踊り(備中たかはし松山踊り)は、1648年から踊り継がれる県下最大規模の盆踊りである。他にも伝統芸能では、江戸時代から伝わり広く備中地方を中心に演じられる高梁市が発祥の備中神楽や、一部地域の祭事で奉納される渡り拍子などがある。このように豊かな歴史的遺産と文化に彩られている。 朝に霧が発生しやすく、特に秋から冬のよく晴れた風の弱い日には高い場所で雲海を見られることが多い。松山城から離れた場所にある雲海展望台からは、条件次第で雲海に浮かぶ松山城を望むことができ、その姿は天空の城と称される。他にも市内には川上町の弥高山公園、松原町の松原霧の海展望の丘、有漢町の大平山展望台などの雲海の名所がある。 農業では、ブドウのニューピオーネ、夏秋トマトは岡山県一の産地である。また、シャクヤクの花は中四国最大の産地である。 高梁市のブランドメッセージは、わたしあうまち高梁市。 現在の高梁市は2004年に高梁市、上房郡有漢町、川上郡成羽町、川上町、備中町の1市4町が合併し、新設された市である。 交通 鉄道 備中高梁駅(右)と高梁市複合施設 備中高梁駅(右)と高梁市複合施設 備中高梁駅のりば 備中高梁駅のりば 中心となる備中高梁駅には、特急「やくも」や寝台特急「サンライズ出雲」が停車している。 市内には5つの駅があるが、1日平均乗車人数の約93%を備中高梁駅が占める(2020年度)。 西日本旅客鉄道(JR西日本) 伯備線 備中広瀬駅 - 備中高梁駅 - 木野山駅 - 備中川面駅 - 方谷駅 バス 路線バス 高梁バスセンターのりば 備北バス(備中川面駅) 高梁市内の路線バスは、主に備北バスが運行している。備中高梁駅に隣接する高梁市複合施設1階の高梁バスセンターを中心に市内各地や吉備中央町(旧賀陽町)、真庭市(旧北房町)へ向けて路線網を形成している。川上町から成羽町・落合町阿部を経由し、岡山市中心部(天満屋バスステーション)へ1日3-4往復運行する。成羽町坂本から新見市中心部へ向かう路線もある。路線の再編を行っているが、利用者数は減少傾向にある。 備北バス : 主なターミナルは本社(川上バスセンター)、高梁バスセンター。 高梁バスセンター - 陣山 高梁バスセンター - 成羽 高梁バスセンター - 川上バスセンター 高梁バスセンター - 地頭 高梁バスセンター - 坂本 高梁バスセンター - 平川 高梁バスセンター - 丸岩 高梁バスセンター - 呰部 高梁バスセンター - 有漢IC( - 金倉) 高梁バスセンター - 神原( - 吉川) 高梁バスセンター - 穴田・吹屋 高梁バスセンター - 山際 高梁バスセンター - 大和( - 東村) 川面駅 - 丸岩 高梁市内循環 イズミゆめタウンシャトルバス 坂本 - 新見駅 地頭 - 岡山駅前 - 天満屋 井原市の北振バスが川上町の西端または西南端の一部区間を運行している。 北振バス 井原バスセンター - 弥高山入口 井原バスセンター - 佐屋 過去には、2016年11月まで備北バスが高梁 - 井原線を運行していたが利用低迷により廃止した。 コミュニティバス コミュニティバスとして、高梁市は高梁市生活福祉バスを運行している。運行を備北バスに委託している。 高梁市生活福祉バス 空港・吹屋直行バス 2022年、7月22日から11月20日の金・土・日・祝日に岡山桃太郎空港と備中高梁駅(東口)・吹屋を結ぶ直行バスを試験運行した。2023年も7月22日から11月16日の金・土・日・祝日に備中高梁駅(東口)・吹屋および新見市とを結ぶエアポートラインを無料運行している。 高速バス 高速バスは、岡山自動車道有漢IC本線停留所を経由する岡山 - 勝山線を中鉄北部バスが運行しているのみである。なお、有漢IC停留所は市内路線バス停留所に隣接している。 岡山 - 勝山線(中鉄北部バス) 天満屋 - 岡山駅 - 賀陽IC - 有漢IC - 中国勝山駅 高梁市内が始点および終点となる路線、市内の一般道路を経由する路線は現在はない。過去には、1997年-1999年に備北バスが大阪梅田 - 中国川上線を運行していた。 タクシー 一般タクシー 備北タクシー ピオーネ交通 タケタク交通 成羽タクシー 備中交通 乗合タクシー 住民生活用 交通空白地域における高齢者等の移動負担軽減および、生活福祉バス利用低迷地域においてそれに代わる交通手段として、高梁市とタクシー事業者が事業主体となり乗合タクシーを運行している。 備中ふれあいタクシー 川上ふれあいタクシー 玉川ふれあいタクシー 松原ふれあいタクシー 観光用 備中高梁駅前を発着する2路線が運行される。利用する場合は前日までに高梁市観光案内所(高梁市複合施設2階)へ予約する。 備中松山城観光乗合タクシー 雲海展望台観光乗合タクシー(10月-3月のみ運行) 道路 高梁市内の国道、県道、市道の合計延長は約1,869kmで、県内市町村で4位(2020年)。 高速道路 岡山自動車道 : 高梁SA - (3) 有漢IC 岡山自動車道は市域の東部を通過しており、中心市街地へは吉備中央町の賀陽ICが近い。 一般国道 高梁川沿いの国道180号・国道313号重用区間(2009年10月)。 国道484号の愛宕ループ橋(2010年8月)。 主な幹線道路は市の東側を高梁川沿いに南北に貫く国道180号と、市の南西から北東へ6本の高梁川水系に沿って貫く国道313号である。これら2路線の重用区間が市中心部を通過する。また国道484号は市中心部から東へ伸び賀陽ICへのアクセス機能を持つ。 統計上最も交通量の多い箇所は、国道180号と国道313号との重用区間のうち落合橋東交差点-川端町交差点(観測地点は落合橋東交差点付近)で、1日約2万3千台(2015年)である。 国道180号 国道313号(ロマンチック街道313) 国道484号 主要地方道 岡山県道31号高梁御津線 岡山県道33号新見川上線 - 国道313号から市の西部を成羽川および坂本川に沿って北上し新見市へ続く路線であり、第2次緊急輸送道路に指定。 岡山県道35号倉敷成羽線 岡山県道49号高梁旭線 岡山県道77号美星高山市線 岡山県道78号長屋賀陽線 岡山県道85号高梁坂本線 一般県道 羽山渓を通る県道300号宇治下原線の羽山第二隧道(2021年9月) 県道302号宇治鉄砲町線の高梁大橋(2022年1月) 岡山県道106号布賀油木線 岡山県道107号奈良備中線 岡山県道156号賀陽有漢線 岡山県道169号西方巨瀬線 岡山県道196号高梁停車場線 - 駅前大通りと呼ばれる。 岡山県道197号方谷停車場線 岡山県道293号宇戸谷高梁線 岡山県道294号下鴫川上線 岡山県道297号高山芳井線 岡山県道298号上大竹種線 岡山県道299号布賀地頭線 岡山県道300号宇治下原線 岡山県道301号落合高倉線 岡山県道302号宇治鉄砲町線 岡山県道309号巨瀬高倉線 岡山県道310号西方北房線 岡山県道312号宮地有漢線 岡山県道313号大野部備中線 岡山県道320号若代方谷停車場線 岡山県道332号栗原有漢線 岡山県道435号宇治長屋線 岡山県道436号布寄下原線 岡山県道437号下郷惣田線 岡山県道438号西山布寄線 岡山県道440号上有漢北房線 岡山県道473号上大竹高山線 市道 高梁市道下町薬師院線(左)と本町楢井線(右、2019年4月)。 高梁市道本町楢井線・高梁市道下町薬師院線 市街地を東西に流れる紺屋川の両側に位置する延長600メートルの区間は、美観性と機動性を基準に「紺屋川を挟む道」として、1987年(昭和62年)8月10日の道の日に旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」のひとつに選定されている。道沿いは、紺屋川筋とよばれる城下町の名残をとどめているところから、高梁市の美観地区に指定されている。ヤナギ・サクラが植栽され、紺屋川の川床を石張りにするなど道路景観の向上が図られた並木道で、岡山県の重要文化財に指定され、岡山県最古のキリスト教会である高梁基督教会堂をはじめとする沿道の名所・史跡への散策路にもなっている。 主な街路 花水木通り 城見通り 栄町通り その他の道路 農道仁賀上大竹線(備中西部広域農道): 川上町仁賀 - 川上町上大竹 農道かぐら街道(備中中部広域農道): 成羽町中野 - 高倉町田井(全線高梁市内) 農道奥吉備街道(吉備高原北部2期広域農道): 有漢町上有漢 - 有漢町上有漢 航空 最寄りの空港は岡山桃太郎空港(岡山市)。高梁市内からは電車で倉敷駅または岡山駅に行き岡山空港リムジンバスに乗り換える。 バスの項で記述の通り、2022年・2023年に期間限定で岡山桃太郎空港と備中高梁駅(東口)・吹屋を結ぶ直行バスを試験運行している。 通信 電話 固定電話 市内は高梁MAに属し、市外局番は0866(20~29,40~59) となっている。 0866(20~29,40~59) エリア - 高梁市・真庭市(北房地区)・吉備中央町(賀陽地区全域と加茂川地区の一部) NTT西日本 21-23、25-26、28-29、42、45、48、52、54-57 高梁市内の収容局 : 高梁、巨瀬、高倉、中井、宇治吹屋、成羽、備中、川上、有漢 NTTコミュニケーションズ 27 KDDI 51 ソフトバンク 58 その他は空き番号 移動体通信 携帯電話の販売代理店は以下の通り。 ドコモショップ : 高梁店(ゆめタウン高梁) ソフトバンク : ゆめタウン高梁 auショップ : ゆめタウン高梁 郵便 高梁郵便局 郵便番号(郵便区番号)と集配局の対応は以下の通り。 高梁郵便局 : 716-00xx、716-85xx、716-86xx、716-87xx、716-01xx、716-13xx、719-21xx 吉備川上郵便局 : 716-02xx 備中郵便局 : 716-03xx、719-22xx、719-23xx 北房郵便局(真庭市) : 716-14xx、719-24xx メディア 新聞 山陽新聞高梁支局 放送 ケーブルテレビ 吉備ケーブルテレビ 吉備ケーブルテレビは1996年に事業開始し、市町合併後には2006年から有漢で、2010年から成羽・川上・備中でもサービス開始。民間事業者であるが、高梁市行政放送など行政制作番組も放送する。河川監視カメラの映像も視聴可能。 かつては、公営の高梁市成羽有線テレビジョンも存在していた。旧成羽町が開設し合併後は高梁市が引き継ぎ運営していたが、高梁市情報化計画の過程で民間事業者である吉備ケーブルテレビに業務を一本化することとなったため廃止された。 地上波テレビ放送 高梁中継局がある愛宕山(左手前)と鶏足山(右奥) 市の中心部では高梁UHF局と高梁松山局が同じ場所にあるため、UHFアンテナ1本で全チャンネルを視聴することができるが、アナログ放送ではTSCテレビせとうちのみ中継局を設置していなかった。デジタル放送ではTSCも置局しているため、ケーブルテレビに加入しなくても全チャンネルが視聴できるようになった。 高梁中継局が受信できる高梁市中心部では各世帯でアンテナを立てて直接受信で視聴している世帯が多いが、それ以外の山間地域では、設置されている中継局がNHKのみか、民放が置局していても在岡2局(RSK・OHK) しか置局していない場所が多いため、アンテナを立てずケーブルテレビに加入したり共同受信アンテナなどを経由して視聴している世帯が多い。 地上波テレビチャンネル一覧 局名 NHK岡山 RSK OHK RNC KSB TSC 出力 偏波面 送信 場所 総合 教育 デジタルリモコン番号 1 ch 2 ch 6 ch 8 ch 4 ch 5 ch 7 ch 高梁 デジタル 33 ch 31 ch 19 ch 16 ch 15 ch 17 ch 14 ch 1W 水平 愛宕山 高梁松山 39 ch 45 ch 37 ch - - - - 3 W UHF - - - 22 ch 28 ch 26 ch - 10 W VHF 2 ch 12 ch 7 ch - - - - 鶏足山 有漢 デジタル 22 ch 13 ch 19 ch 16 ch 34 ch 17 ch 14 ch 0.3 W 水平 権現山 アナログ 49 ch 51 ch 41 ch 47 ch 43 ch - - 3 W 成羽 デジタル 22 ch 13 ch 43 ch 47 ch - - - 0.1 W 水平 - アナログ 56 ch 54 ch 58 ch 62 ch - - - 1 W 高梁中井 アナログ 50 ch 52 ch - - - - - 1W 水平 - 備中川上 アナログ 55 ch 53 ch 57 ch 59 ch - - - 1 W 水平 宮ノ山 高梁木野山 デジタル 40 ch 13 ch 19 ch 47 ch - - - 0.3 W 水平 木野山 アナログ 48 ch 52 ch 46 ch 44 ch - - - 3 W 高梁巨瀬 デジタル 24 ch 28 ch 36 ch 38 ch - - - 0.3 W 水平 - アナログ 58 ch 56 ch 60 ch 62 ch - - - 3 W FMラジオ放送 NHK岡山FM : 87.9 MHz(高梁局 出力 10 W)、82.5 MHz(有漢局 出力3W) FM岡山 : 81.3 MHz(高梁局 出力 10 W) AMラジオ放送 NHKは中継局がないため岡山市にある本局を直接受信するが、夜間は混信妨害がある。山陽放送高梁ラジオ局はAMステレオ放送を実施していたが、2011年3月21日よりモノラル放送に戻った。 NHK岡山第1放送 : 603 kHz(岡山局 出力 5 kW) NHK岡山第2放送 : 1386 kHz(岡山局 出力 5 kW) RSKラジオ:1494 kHz (高梁局 出力 1 kW) 生活基盤 電気 新成羽川ダム 発電 才賀藤吉が1911年(明治44年)11月に事業許可を受け、1912年(明治45年)1月北備電気を設立。発電所(瓦斯力、出力60 Kw)を松山村に建設。1912年(明治45年)6月に事業開始し供給区域は上房郡高梁町、松山村、川上郡成羽町。1915年(大正4年)3月には成羽町羽山に水力発電所(60 kw)を建設し、合併前年には供給区域が上房郡10か町村、川上郡5か町村、吉備郡3か村まで拡大した。1923年(大正12年)6月に備中電気に合併する。 中国電力は備中町の成羽川中流部に新成羽川ダム、田原ダム、黒鳥ダムの3つの発電施設付きダムを建設し1968年(昭和43年)に完成した。 主な発電所 すべて中国電力。 新成羽川発電所 - 水力発電所、30万3千kW。 田原発電所 - 水力発電所、2万2千kW。 営業所など 営業所 中国電力高梁セールスセンター 配電 中国電力ネットワーク高梁ネットワークセンター 変電所 中国電力ネットワーク新岡山変電所 水道 水道事業は高梁市が運営する。 水道普及率は94.1%(2020年)。年間配水量は約377万㎥(2021年)。 また農業で述べた通り、川上町・備中町の一部地区では畑地灌漑給水網が整備されている。 ガス 市内には液化石油ガス事業者はあるが、都市ガス事業者はない。 観光 高梁市は備中松山城や日本遺産吹屋という2大観光地を持つ。観光客数は、天空の城ブームとなった2016年度に52万人を迎え入れている。 文化財 項目 名称 地域 重要文化財(国指定) 松山城 高梁 臍帯寺石幢及び石塔婆 有漢 旧片山家住宅 附家相図 成羽 絹本著色釈迦三尊像 高梁(頼久寺) 史跡(国指定) 備中松山城跡 高梁 笠神の文字岩(英語版) 備中 名勝(国指定) 頼久寺庭園 高梁 磐窟谷 備中・川上 天然記念物(国指定) 臥牛山のサル生息地 高梁 大賀の押被(大賀デッケン) 川上 無形民俗文化財(国指定) 備中神楽 全域 重要伝統的建造物群保存地区 高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区 成羽 登録有形文化財 西江家住宅主屋ほか 成羽 JR伯備線方谷駅駅舎 高梁 遺産・百選 日本遺産 「ジャパンレッド」発祥の地~弁柄と銅(あかがね)の町・備中吹屋~ 高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区、旧片山家住宅、吹屋郷土館、旧広兼家住宅、西江家住宅主屋ほか、ベンガラ館、吉岡鉱山跡、笹畝坑道、山神社跡、山神社、黄金山城跡、延命寺、銅栄寺、鉱夫長屋跡、旧吹屋小学校校舎、旧吹屋往来、トロッコ道跡、井川発電所跡、備中神楽、腰折地蔵尊、石州瓦製作道具、片山家文書 百選 日本の道100選 : 高梁市道本町楢井線・高梁市道下町薬師院線(紺屋川筋) 名所・旧跡・観光スポット 高梁 松山城(国の重要文化財、現存天守で唯一の山城で最も高い場所に位置する) 臥牛山 城下町高梁(中心市街地のうち主に江戸時代に整備された地区、および周辺の寺院) 頼久寺(臨済宗永源寺派の寺院で、愛宕山を借景とした日本庭園がある) 石火矢町ふるさと村(武家屋敷街。旧埴原家と旧折井家は一般公開) 紺屋川筋(松山城の旧外堀で両岸の市道は日本の道100選。桜の名所) 高梁基督教会堂(現存する岡山県内最古のキリスト教会で県の史跡) 高梁市観光物産館紺屋川 松山往来(本町通り、下町通り、南町通り) 高梁市商家資料館「池上邸」 順正記念館 松連寺 薬師院 巨福寺 高梁市複合施設(高梁市図書館、蔦屋書店、スターバックスコーヒー、高梁市観光案内所、高梁バスセンターほか複数店舗) 高梁観光交流センター「ATTa!」(トヨタレンタカー、高梁市役所観光課、高梁市観光協会オフィスなど) 備中高梁稲荷神社 愛宕ループ橋展望台 松山城雲海展望台 高梁美しい森(キャンプ場) 山中鹿介の墓 高梁自然公園(キャンプ場) 松原霧の海展望の丘(雲海の名所) 元仲田邸くらやしき 祇園寺 方谷園 方谷駅駅舎(登録有形文化財) 有漢町 うかん常山公園 有漢農村公園 臍帯寺石幢及び石塔婆(国の重要文化財) 大平山展望台(雲海の名所) 成羽町 吹屋ふるさと村(重要伝統的建造物群保存地区) 吹屋地区 吹屋の町並み 吹屋ふるさと村郷土館 旧片山家住宅(国の重要文化財) 吹屋資料館 旧吹屋小学校 ラ・フォーレ吹屋 吹屋ふれあいの森(キャンプ場) 中野地区 ベンガラ館 ベンガラ陶芸館 笹畝坑道 広兼邸 坂本地区 西江邸(登録有形文化財) 吉岡銅山施設 下谷地区 田村家住宅(福岡屋) 延命寺 鶴首城 神楽ロード成羽町本丁商店街 白谷川公園(桜の名所) 羽山渓 - 羽山第二隧道 夫婦岩 淨福寺 川上町 弥高山公園(キャンプ場。ツツジ、アジサイ、紅葉の名所で、山頂は雲海の名所) 沢柳の滝 全国川上水と緑のふるさとプラザ 備中町 磐窟渓 西山高原キャンプ場 公設民営の西山高原レジャー施設には、2015年(平成27年)5月3日、日本RV協会が認定する岡山県初のRVパークを開設 備中天神桜 鈴木の滝 ギャラリー 備中松山城本丸 頼久寺庭園 石火矢町ふるさと村 高梁基督教会堂と紺屋川筋のイルミネーション 紺屋川筋の桜 うかん常山公園(石の風ぐるま) 吹屋の町並み 旧吹屋小学校 笹畝坑道 夫婦岩から眺める成羽川 弥高山 美術館・資料館 高梁市成羽美術館 吉備川上ふれあい漫画美術館 高梁市成羽美術館 吉備川上ふれあい漫画美術館 高梁市歴史美術館(高梁市文化交流館内) 高梁市郷土資料館 山田方谷記念館 方谷の里ふれあいセンター 景年記念館 備中郷土館 川上郷土資料館 祭事・催事 備中神楽のオブジェ(写真はクシナダヒメ。対岸にはスサノオ)があるかぐら橋(県道300号宇治下原線) 太字は伝統芸能。 備中神楽 国指定重要無形民俗文化財。高梁市出身の西林国橋が江戸時代に完成させた神楽である。市内では国橋まつり大神楽(4月)のほか多くのイベントで披露され、また多くの神社で奉納されている。 渡り拍子 備中町平川地区の平川鋤崎八幡神社の大祭(11月)など、市内西部の農村地域で広く行われる民俗芸能である。「カラ」と呼ばれる組(トビコと呼ばれる少年4人と胴丸の太鼓1つ)で構成され、複数のカラが一団となって、お社や家のカド(庭)などで豊作と無病息災を祈って踊り、各地区を巡る。地域により頭に被る笠には花笠と尾長鶏の鳥毛で作った赤熊の2種類がある。 備中たかはし町家通りの雛祭り(4月) 商人町であった本町地区の商家資料館・池上邸を始め一帯の商店や民家の玄関や軒先に、江戸期から現代までのひな飾りを展示する。 春らんまん!弥高つつじ祭(4月) 川上町の弥高山公園で開催。公園内では約10万本のツツジが植栽され、満開日と重なれば咲き誇る中で行われる。 城下町フェスタ(4月 - 5月、10月 - 11月) 高梁音楽祭(5月の数日間) 成羽愛宕大花火(7月) マンガ絵ぶたまつり(8月) 備中たかはし松山踊り(8月14日 - 8月16日) 県下最大規模の盆踊り行事で、備中高梁駅前大通りを会場に行われる。松山踊りは江戸時代から続く庶民の「地踊り」、武士の「仕組踊り」、昭和初期に周辺地域から伝わった「ヤトサ」の3種がある。このうち地踊りとヤトサは一般参加可能で、櫓を中心に輪になって踊られる。仕組踊りは武士の扮装をした踊子による演舞形式である。なお、松山踊りはこのイベント以外に、市内一部地区の夏祭りにおいても踊られる。 吹屋ベンガラ灯り(9月の2日間) スポーツ スポーツチーム 吉備国際大学Charme岡山高梁(日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)) 吉備国際大学女子サッカー部によるクラブチーム。主会場は高梁市神原スポーツ公園多目的グラウンド(シャルムスタジアム)。 毎年開催されるスポーツ大会 愛らぶ高梁ふれあいマラソン(2月) 市民マラソン(最長10km)。高梁市役所付近を発着点とし、中心市街地を走る。 体力つくりなりわ神楽マラソン(3月) 市民マラソン(最長5km)。成羽町の成羽文化センター旧館付近を発着点とし、成羽町本丁商店街や成羽川堤防を走る。 ヒルクライムチャレンジシリーズ高梁吹屋ふるさと村大会(10月) 市民自転車レースで、西日本最大級の規模。定員合計1,100人。パレードラン11.5km+計測コース15km、標高差398m。高梁市街地の山陽オカムラ社内グラウンドを出発し、パレードランでなだらかな高梁川沿いを北上。県道85号高梁坂本線に入るとクラスごとのマススタートにより競技開始となり、ゴール地点の吹屋の町並みを目指し駆け上がる。2011年から開催している。 名物・銘菓・工芸品 銘菓 ゆべし 高梁産柚子を使用した江戸時代末期創業の餅菓子。薄い平板状のもの、薄い棒状・紐状のものを結んである形のもの、サイコロ状のものなどがある。 備中神楽面最中 備中神楽に登場する神々のお面をかたどった上品な甘さの最中。伊勢神宮外宮奉納菓子。 金平饅頭 きんべいまんじゅうと読む。備中神楽面最中と同一店舗の銘菓。白餡をカステラ風の生地で包み焼成した焼き饅頭。 栗羊羹 名物 日本酒(大典白菊、櫻芳烈、蘭亭曲水) 高梁紅茶 高梁産の茶葉である「やぶきた」を使用した地紅茶。渋みが少なく甘さがある。 備中高梁インディアントマト焼そば ご当地B級グルメ。カレー味の焼きそばに高梁特産のトマトを加えたもの。店によってはトマトソースなどのアレンジもある。 アユ料理 高梁川はアユなど川魚の宝庫であり、上流のカルスト地形から流れる清流に含まれるカルシウムがアユの味を良くすると言われる。一番の食べ方は塩焼きであるが、様々な調理法のアユが市内料理店や宿泊施設で楽しめる。 ぶり雑煮 工芸品 備中神楽面 ひな人形 昭和50年代は約20万体を生産していた。少子化のため人形の生産数こそ減ったものの時代に合わせて生産を続けており、生地を使用した様々な製品も生産している。 弁柄染め

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